発達障害をカバーする知恵

傘の置き忘れ防止策 
【ADD/ADHD流生活術】

傘って、よくどこかに置き忘れたりしませんか?

自分がやっている置き忘れ防止策を紹介します。

電車内では…

手から離さないこと!

間違ってもシートの肘掛けなんぞに引っ掛けておいてはいけません。

間違いなく忘れます。(断言!)

スーパー、コンビニなどでは…

手から離さないこと!

間違っても入り口の傘立てなんぞ利用してはいけません。

外に出る頃には、傘を持ってきたことさえ忘れているに違いありません。

外食時には…

傘の柄をカバンの持ち手に引っ掛けておきましょう。

いくらなんでも、お財布の入ったカバンを持たずに店外には出られませんから。(支払いの段階で気づくハズ)

クドイようですが、間違ってもお店の傘立ては利用しないことです。

テーブルや椅子に引っ掛けておく?

当然、忘れるに決まっているじゃないですか!

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表情筋を鍛える

リタリンをこえて―効用と限界 』によれば、ADD/ADHDは自分の行動が周囲に与える影響につ気付かず、悪意はないのに表情が不適切なため、良好な人間関係を維持するのが難しいそうだ。

まさしくその通りだと思った。

子どもの頃から、ただボーっとしているだけなのに「睨んでいる」とか「表情が無い」などと言われ、担任から「もっと笑顔で」と指導されてきたし、大人になってからも、職場で「表情が乏しい」と言われたり、悩んでいるだけなのに表情を誤解されて「ふて腐れている」と批判されてきたから。

自分にそんなつもりは全くないのに、表情のせいで誤解され、人間関係が上手くいかないことが多い。

楽しくて笑うとか、激怒するとか、そういうハッキリした表情なら問題なく作れる。

しかし、面白くもないのに微妙に微笑んでいる表情とか、悲しみ・落ち込み・反省の表情など、微妙な表情筋の動きを要求されるものは難しい。

テレビに出演している発達障害成人を見ていても、ADD/ADHDに限らず、不自然な作り笑顔か憮然とした表情のどちらかであることが多いようだ。

発達障害を持つ者の多くが、共通に抱える問題なのかもしれない。

さて、微妙な表情の難しさを書いてきたが、そんな私も今では「微妙に微笑んだ表情」だけは出来るようになっている。

なぜ出来るようになったのかといえば、接客の多い職についたことに加え、表情筋を鍛えるトレーニングを行ったからだ。

表情筋トレーニングの本が何種類か出ており、私も本を参考にした。

例えば、こんなの
    ↓

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最初に表情筋トレーニングを行った時は、顔が筋肉痛になった。

「顔が筋肉痛で…」と同僚に話したら、みんな笑ってた。

そりゃそうだ。

私もまさか、顔が筋肉痛になるとは思ってもみなかった。

まあ、ともかく表情筋を鍛えたおかげで、自然な微笑みを浮かべることが可能になった。

(「悲しい」とか「困った」という表情のトレーニングは載ってないから、これらの表情は今も出来ないままだけど。)

最近では、『大人のDS 顔トレーニング』などというDSソフトも販売されているようだ。

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『まだ大丈夫』は『もう危ない』

私は体内の感覚に気づきにくいらしい。(空腹感とか疲労感とか)

ADD/ADHDの過集中のために気付けないのか、あるいは他に原因があるのかもしれないが、よく分からない。

例えば仕事が非常に忙しい時、本当は相当に疲れているにもかかわらず、本人は『まだ大丈夫』と思っていたりする。

『まだ大丈夫』と思っている時点で、本当は黄信号が灯っているのだが、本人は全く気づかない。

だから本来ならばそこで気づいて、力をセーブしたり休憩をとったりして自己管理すべきなのに、私はそのまま100%(あるいは120%)の力で突っ走ってしまう。

そしてついに疲労が限界を突破し、突然電池が切れたように動けなくなったり思考停止に陥いったりする。

そうなって、やっと自分の疲労に気づくのだがもう遅い。

限界を超えてしまった私は、セーフモードで動くパソコンのようなものだ。

かろうじて動いてはいるが全く仕事にならない。

業務終了と同時にダウンしてしまった時などは、仕事どころか家に帰る体力さえ残っておらず、動けないので1時間ほど職場で休憩して帰った程だ。

『まだ大丈夫』と思っているのに力をセーブしたり休憩するのは、何だか怠けているようで嫌だったのだが、私にとっての『まだ大丈夫』は『もう危ない』なのだと心得たほうがよさそうだ。

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失くし物をした時の尋ね方   【ADD/ADHDの「紛失」対策】

私はよく物を失くす。

保険証書やクレジットカードなんて、何度再発行したか分からないし、職場でペンや消しゴムが行方不明になるのもよくある事だ。

自分の不注意な物忘れが原因の場合もあれば、他の人が持ち出して忘れている場合もある。

自分で探して見つからないとなると、いよいよ他の人にも聞いて協力を求める必要が出てくるわけだが、この聞き方がけっこう難しい。

数年前まではストレートに「私のペン知りません?」or「私のペン知らない?」と聞いていたのだが、正直あまりいい顔はされなかった。

「私は持っていってないよ」(私を疑ってるわけ?不注意な自分を疑ったらどうよ)という素っ気無い返事か、あるいは相手が弟なんかだと「オレじゃねーよ!自分で失くしたんだろう!?」なんて返事が返ってくる。

そして、「何で怒るのさ!?」「お前の言い方が気に入らないんだよ!」と…、兄弟で言い合いになったりする。

うーん、私の言い方ってそんなにダメなのか…?

まあ家族相手はともかくとして、職場での言い方はもう少し考えたほうがいいのかもしれない。

何しろ、ただでさえ不注意で忘れっぽいのだから、相手にしてみれば『また?』と内心呆れているに違いないのだ。

不注意な自分を自覚して、失礼のない聞き方をしなければ。

いろいろ考えた結果、今でも気に入っている言い方が2つある。

「私の○○、どこかで見かけませんでした?」

「私の○○、お邪魔していませんか?」

これだととても謙虚な感じがして良い。

いかにも「不注意な私が人様の机に置き忘れたかもしれない」というニュアンスを漂わせて聞くことができる。

相手も快く自分の机やペン立て・引き出しの中を探してくれる。

好感触。 (^^)

物は言いよう、私も無駄に歳は取っていないようだ。

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注意力を当てにするよりも… 【ADD/ADHD】

私は自分の注意力を過信して失敗することが多かった。

他の人がみんな簡単に注意力を働かせているので、自分にもできるに違いないと思ってしまうのだ。

しかしそれは大きな勘違い。

過信だ。

ADDたる自分の注意力に見合っていないのだから。

教員時代、こんなことがあった。

私が職員室に戻ってくると、自分の席の隣にダンボール箱が置かれている。

結構大きな箱で重い。

どうやら業者が持ってきた教材らしい。

『こんな足元に箱があるのは危ないなー』

自分に注意力が無い事はよく分かっている。

だからこういう障害物は、すぐに片付けるのが常だった。

しかしこの時は箱が大きすぎて、片付けられそうな場所を見つけられなかった。

仕方がない。

箱につまづかないよう、自分で意識して気をつけよう。

『子どもじゃないのだから、それくらい大丈夫だよね?』

机に向かって仕事をしていると、1時間ほどたったところで電話がなった。

電話は私の席から少し離れたところにある。

『早く電話に出なくては!』

席を立って電話に出ようと1歩踏み出したその時。

ガツッ!!

案の定、私は段ボール箱につまづいてしまった。

さっき気をつけなくてはと思ったばかりなのに…我ながら情けない。(・_・;)

電話を終えた私は『本当に気をつけなくては』と自分に言い聞かせた。

席に戻って仕事をしているとまた電話が鳴った。

電話に出ようと駆け出す私。

ガツッ!!

私はまた同じ段ボール箱につまづいてしまった。

『本当に注意力ないなー!これで3度目つまづいたらバカだぞ。本当に今度こそ注意しよう。』 (^_^;)|||

いっそう強く心に念じた。

これだけ強く念じたのだ、いくら注意力のない私でも、まさか3度目はないだろう。

そして3回目の電話が鳴る。

ガツッ!!!

|||orz ……。  バカ決定です。 (TдT)

なんでー?信じられないよ。(←いつもこんな事ばかりやっているくせに、この期に及んでまだ『信じられない』と思う私。そっちの方が信じられないぞ。 by現在の私

たかが「箱につまづかないようにする」それだけの事なのに、なぜできないのだろう?

私は1人漫才をやりたいわけではないのに。

本当に注意力ないんだな…私ってヤツは。今更だけど…。
                             (|||;¬_¬)

そういえば親からはよく「天井見て歩いているのか」って言われてたっけ。

それくらい注意散漫な子どもだったわけだ。

『子どもじゃないのだから、それくらい大丈夫』って、さっきは自分で思ったけど、全然大丈夫じゃないよー。

私の注意力は、30過ぎた今もどうせ子どもなみさ。

そうさ、30年以上生きてきて未だにこうなんだもの、いい加減あきらめろよ。

この現状を考えれば、自分に人並みの注意力を期待すること自体が間違っている。

「誰もが簡単にできることだから自分にもできるはず」というのは、自分の注意力に対する過信だ。

注意力のない私が今すべき事、箱につまづかずに済む方法、それは…。

そう!やはり箱をどこかへ片付けることだ。

「あの~すみません、私はどうもこういう物に注意がいかなくて…、どこかつまづかない場所に片付けてもいいですか?」 (^o^;)

連続3回もつまづいているので、さすがに他の先生方もダメとは言わなかった。(たまにこういう時「そんな事しなくても自分で注意出来るでしょう!?」と、キレる人がいるから注意が必要だ)

1人の先生が、箱を置けそうな場所を一緒に探してくれた。

「猫を追うより皿を引け」という諺がある。

ADD/ADHDに限らず、人の注意力には限界があるのだ。

限界以上の注意力を働かせようと無駄な努力をするよりも、まずは自分の限界を知り、注意力を働かせなくても済む方法を工夫をしよう。

なけなしの注意力の出番は、工夫が出尽くした後でも遅くない。

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書かずに見て覚える漢字学習法

筆圧が強く手先が不器用なため、書くこと字体が苦痛。

複数のことに同時に注意を払えないため、漢字を「書く」のと「覚える」のを同時に出来ない。(ADDだからなのか?)

私は視覚的認知に問題はないものの、上記の症状のために漢字が覚えられませんでした。(―→詳しくはこちら

以下で紹介するのは、自身の体験をもとに考え出した漢字学習法です。

旧来の何度も書くという漢字学習法は、手先が不器用な人間には不利です。

さらに私のように、「書く」と「覚える」を同時に注意を払えない場合、「書く」作業そのものが漢字習得の邪魔になってしまいます。

ですから私の漢字学習法に、書く作業はほとんどありません。

書かずに見て覚えます。

書字障害には原因により様々なタイプが存在しますので、全ての方に有効なわけではありませんが、視覚的認知に問題がなければ、ある程度有効なのではないでしょうか。

<書かない! 見て覚える漢字学習法>

1.お手本となる漢字1文字をよーく見て覚える

とにかく漢字を、よーく見ましょう。

実際に字を書く必要はありません。

筆順は、この際あまり気にしない!

目を閉じて頭の中で漢字を書いてみたり、お手本の漢字を指でなぞってみたり、やりやすい方法でかまいません。

2.お手本を隠して、覚えた漢字を書いてみる

頭の中に漢字をイメージできるようになったら、お手本をかくして書いてみましょう。

3.お手本の字と比較して答え合わせ

どこがあっていて、どこが間違っているのか確認しましょう。

4.再びお手本をよく見て覚える

間違えていた部分は正しくはどう書くのか、手本をよく見て覚えましょう。

5.完全に書けるようになるまで、手順2~4をくり返す

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ADD流(?)車運転術

車の免許を取ってから、もう15年にもなるというのに、私は車の運転がヘタだ。

しかも注意欠陥障害というだけあって、注意力が足りないので相当危なっかしい。

事故を起こさないためにも、無い注意力を働かせようとするのではなく、注意力が働かないことを前提とした運転を心がけている。

具体的には、こんな感じだ。

1.運転するなら小さい車

車が小さければ駐車もすれ違いも楽だし、内輪差が少ないから、左折時に人を巻き込む確率も少ない。

2.駐車場は前から突っ込め

バックでの駐車は、運転上級者のすること。(という事にしておこう。)

自分の注意力の無さを自覚し、人から笑われようとも無理にバックで駐車しない。

3.細い道ですれ違う時は、相手に避けてもらえ

細い道は通らないことが原則。

しかし、間違って迷い込んでしまっい、対向車とすれ違わなければならない事もある。

そんな時は、拝み倒してでも自分は動かず相手の方に通り抜けてもらうこと。(間違いなく、相手の方が自分より運転がうまいはず。)

4.人を乗せて走るな

会話しながらの運転は、注意力をそがれるので危険!

1度だけ『もう何年も乗っているのだから大丈夫かも?』と思い、人を乗せて走ったことがあったが、それはもう悲惨だった。

赤信号に気付かず何度も信号無視をした上、案内標識を見落として道に迷ってしまった。(何度も通っている道だし、自分ひとりの時は全く問題無かったのに…。)

早朝の田舎道で、車もほとんど通っておらず事故には至らなかったが、同乗者は相当に冷や汗ものだったらしい。

目的地に到着するや否や「ゴメン、本当にゴメン。運転すすめたオレが馬鹿だった。こんなに注意力無いなんて…。今度からオレ運転するわ。」と言われた。

出発前には「何年運転してんのさ?大丈夫、もう上手くなってるって!」などと、彼はお気楽なことを言っていたのに。

どうやら私は、同乗者の話しに注意を向けつつ、信号や標識にも注意を向けるということができないらしい。

自分でも、ここまで注意力が無いとは思っていなかった。

当時の私は、『自分も努力すれば何とかなるに違いない』と、自分の能力を過信していた。

しかしこの事件以来、『出来るようになる前に、確実に事故るに違いない』と思い、友達を乗せてドライブなどという夢は捨てることにした。

今のところ私の車に同乗できるのは、自分注意力の無さを理解し、足りない注意力を補って運転をサポートしてくれる限られた人間だけだ。

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片付けられない女 (現在編)

部屋を片付けようとすると、なぜか余計に散らかしてしまう私。しかし最近では、いくつかの工夫をすることによって、昔ほど片付けに困らなくなった。


工夫1. 掃除や片付けをしようと思わないこと

テキパキと無駄なく片付けて掃除する能力を「掃除力」と呼ぶならば、私には絶望的に掃除力が足りない。

かつては掃除力をつけようと頑張った時期もあったが、結果は「なぜか余計に散らかってしまう」とう形で終わってきた。

掃除力をつけるなどという努力は、私にとっては無駄としか言いようがない。

では、どうするのか?

片付けようとして余計に散らかってしまうのなら、片付けなければいい。

そもそも、なぜ余計に散らかってしまうのかといえば、いったんやり始めると細部までキレイにしないと気が済まないとう、私の妙なこだわりが原因だ。

掃除力が無いんだから、細かい部分なんか気にしなければいいのに、どうしても気になってしまう。

こういう場合、「適当に掃除する」なんていう曖昧な目標では、うまくいかないだろう。

私が適当に掃除できるようになるには、いっそ「片付けない」というくらいの強い目標でちょうどいい。

「片付けない」を心がけるようになってからは、掃除で余計に散らかってしまうという事もなくなった。

当然、片付けようと思わないわけだから、確かに部屋はキレイとは言い難い。

机の上は、相変わらず本や物が出しっぱなしでゴチャゴチャしているし、床もクイックルワイパーでたまに拭く程度しかしていない。

それでも、気合を入れて片付けようとした時の、あの床一面のひどい散らかりように比べたら数十倍マシだ。


工夫2. 物置部屋を決める

日頃「片付けない」を心がけている私も、友達を呼ぶ時だけは片付けないわけにいかない。

しかし、自分の掃除力の無さは前述のとおりだ。

では、どうするのか?

私の秘策は「使っていない部屋を、丸ごと物置きにする」というものだ。

幸い、家には使っていない6畳の和室がある。

これを、いざという時になんでも詰め込める物置部屋に決めた。

友達が来る時は、物置部屋に物を非難させて他の部屋の体裁を取り繕うのだ。

その間、物置部屋は「開けてはならぬ禁断の間」となるが、これで悩みは解決する。


工夫3. 分別の難しいゴミは実家で処分してもらう

ADDの人間にとって、ゴミの分別は非常に頭を悩ませる問題だ。

実際の生活で出るゴミの中には分別の難しいものが結構あるし、個人情報が書かれている紙などはシュレッダーがないと捨て方に困ってしまう。

捨て方が分からないからといって放置すれば、我が家はあっというまにゴミ屋敷と化すだろう。

そこで私がとった対策は、捨て方に困るゴミは実家にまとめて持っていくというものだ。

ゴミの分別方法は自治体によって異なり、厳しいところと緩いところがある。

自分が属する自治体は分別が厳しくて、「燃えるごみ」と「プラスチックごみ」に分けなければならない。

納豆についてくるカラシの袋まで、洗って「プラスチックごみ」として出すことになっている。

そうなると困るのが、紙とプラスチックが不可分な状態になっている、グレイゾーンのゴミたちだ。

分別が厳しいわりには、グレイゾーンのゴミについての基準が設けられていないので、捨てるに捨てられない。

一方、実家の方では分別が緩く、紙もプラスチックも全部「燃えるごみ」でよいので分かりやすい。

紙ゴミなのかプラスチックゴミなのか分からないものは、まとめて実家のゴミ箱に捨てさせてもらっている。

その他の分別に困るゴミも、実家に持っていって処分してもらう。

親ってありがたいな。

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